株式投資は短期で大化け株を狙う!グロース株(成長株)投資について解説

株式投資は短期で大化け株を狙う!グロース株(成長株)投資について解説

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グロース株投資とは

グロース株投資とは直近の売上や利益の伸びに注目し、その企業の将来的な成長力を期待して株式を購入する投資法で、成長株投資ともよばれます。

バリュー株投資では割安に放置されている不人気銘柄を安く買うことに注力しましたが、グロース株投資では多少割高であっても今後の成長が期待できるような銘柄を買うことが重要になります。

そのためグロース株投資では、PERといった割安度を測る指標よりも、ROEや増益率といった企業の成長性を測る指標の分析が重要になってくると言えるでしょう。

 

グロース株投資のメリット

グロース株投資のメリットはなんといっても、企業の成長による大きな値上がり益です!

営業利益の伸びがよく、成長産業に属していることの多いグロース株は短期間で2倍、3倍と値を上げることも珍しくありません。

中には事業内容が時代の流れとしっかりかみ合っており、株価が10倍以上に値上がりする「テンバガー」と呼ばれる銘柄も存在します。

また、時代のテーマ株やニュースが発表された材料株など、なにかと話題を集める銘柄が多いため、投資対象の企業を比較的見つけやすいというのもポイントになります。

 

グロース株投資のデメリット

成功すれば大きな値上がり益が見込めるため資産形成に役立つグロース株投資ですが、当然デメリットも存在します。

1つめに挙げられるのが「株価変動リスクが大きいこと」でしょう。

グロース株は上昇するときのスピードが早い一方で、その成長シナリオが崩れた時には他の株と比べて大きく値を下げることがあります。

そのため、グロース株投資はバリュー株投資に比べて、ファンダメンタルズリスクの高い投資法だと言えるかも知れません。

2つめのデメリットは「成長性を加味されすぎて割高な水準で売買されやすいこと」です。

将来性のあるニュースにあふれた成長株は、人々の期待が反映されてなかなか割安な水準まで下落してくることがありません。そのため、現在の企業価値に対して割高に見える株価水準であっても、臆せず買いにいくメンタルが求められます。

 

やってはいけない注意点(重要)

今までの解説を読んで

「それなら、成長が期待できる銘柄が十分に割安な水準まで下落してきたら買えばいいのでは?」

と考えた方はいらっしゃいますか?

確かにそのようなポイントで買うことができれば、グロース株投資のリスクを減らすことができるかも知れません。

しかし、そういったポイントでの売買が実は一番危険なのです!

理由はこちらの「ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析で迷ったときの対処法」の記事でしっかり解説していますが、簡単にいうと「十分に割安な水準まで下落するような成長株はすでに成長株としての魅力を失っている」可能性が高いからです!

株式相場には常に私たちより先に情報を得ている人々が存在し、その人々の売買で株価が動くことも少なくありません。

もし将来性があり魅力的な株が割安な水準で放置されるようであれば、それはチャンスではなく未知のファンダメンタルズリスクを折り込みにいっているというのが正しい可能性が高いです。

宝石などの例で言えば、ダイヤモンドはどんな相場であってもその価値が高いため値崩れすることはありません。

同じように、ダイヤモンドのように価値が高い企業はどのような相場であっても割安に放置されることはないのです。

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グロース株投資で使用される指標

それではグロース株投資において重要な指標について解説していきたいと思います。

バリュー株投資のときは、様々な観点から株価の価値を定義するような指標が多く登場しましたが、グロース株投資では「成長性」と「企業規模」が重要な要素となります。

①売上高増加率

グロース株投資においてまず見なければならないのは、その企業の売上高増加率になります。

売上は企業の利益の源泉とも言えるため、企業の成長性を語る上で欠かすことができません。

前年度と比べて増加していることはもちろん、可能であれば2~3年ほど連続で増加率が上昇している企業が理想です。

 

②営業利益増加率

売上の増加が確認できたら、次は利益の増加を確認しなければなりません。

中でも、私はいつも営業利益の伸び率で銘柄を検索しています。

上で確認した売上の増加と共に、営業利益もここ2~3年安定して増加していれば、増収増益の成長株として投資候補に加えます。

 

③売上高営業利益率

成長株投資においては売上や利益の増加といった「成長性」ももちろん重要ですが、その企業がどれだけ効率的な経営を行っているかという「効率性」も重要な物差しになります。

そのため、次は売上からどれだけの利益を絞り出しているかという「売上高営業利益率」で銘柄を絞り込みます。

水準は業種ごとに違いがあるものの、成長産業に属することの多いグロース株であれば最低10%は欲しいところです。

 

④ROE

ROEは自己資本収益率とも呼ばれ「当期純利益÷自己資本×100」で計算することができます。

自己資本に対してどれだけ効率的な経営を行っているかを表す指標であり、経営者の手腕を測る指標として多くのプロ投資家が注目する指標にもなります。

そのため、この数値が低いと経営の効率が落ちるだけでなく、購入を検討している大口資金も遠ざけてしまう可能性があります。

こちらも業種による差があるものの、個人的には最低15%を目安としています。

 

⑤時価総額

最後に気にしておいた方が良いのが時価総額です。時価総額は「株価×発行済み株式数」で表され、全体としての企業規模を表す指標になります。

グロース株投資において、時価総額が小さいほど、そこからの上昇余地や値動きの幅が大きくなります。

そのためグロース株投資に向いている株は、上記の高成長、高収益かつ「なるべく時価総額が低い」銘柄を狙うことがポイントとなるでしょう。

 

グロース株投資の実践

以上の5つの観点がグロース株投資のポイントになります。この手法のポイントはとにかく企業の成長性を追っていくことになるため、上記5つのポイントを決算毎に把握しておくことが求められるでしょう。

それでは最後に、個人的なグロース株の銘柄選定条件を紹介します。

 

【個人的なグロース株のスクリーニング条件】

売上高増加率10%以上

営業利益増加率15%以上

営業利益率10%以上

ROE10%以上

時価総額800億以下

 

また、「さらに自分でグロース株投資を極めてみたい!」という方には以下に紹介する「オニールの成長株発掘法」という書籍がオススメです。

この書籍では、成長株投資の分野でもっとも有名なウィリアム・オニールが数々の急上昇銘柄を検討し、そこから具体的な投資戦略を解説しています。

株式投資というと他の銘柄と比べて安く株を買うための本が目立ちますよね。

しかし、そういった書籍に飽き飽きしており、もう少しアグレッシブな投資をしてみたい方にはぜひ一読をおすすめします!

成長株投資のノウハウについて気になった方はコチラ

まとめ

いかがでしたでしょうか?グロース株投資はバリュー株投資と比べると、多少リスクが高いのが特徴です。

しかし、株式投資の醍醐味である大きな値上がり益を狙うことができるのも事実!自分の分析がしっかりとハマった時の喜びは、なにものにも代えがたいものであるといえるでしょう。

今回ご紹介したポイントをしっかりと抑えて、ぜひあなたの資産運用にグロース株投資を加えてみてください。

では、また!

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