伝説の投機王ジェシー・リバモアから学ぶ株式投資の極意

伝説の投機王ジェシー・リバモアから学ぶ株式投資の極意

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皆さんこんにちは!

この記事では「伝説の投機王」と呼ばれているジェシー・リバモアが残した投資哲学を研究することで、現代の相場にも通用する株式投資の極意について解説していきたいと思います。

ジェシーリバモアとは

伝説の投機王」と呼ばれたジェシー・リバモアは、1800年代後半から1900年代前半にかけて巨万の富を稼ぎ出した株式トレーダーです。

ティッカーテープ(売買が成立した株価と株数が記録されて出てくるテープ、現代で言う「歩み値」)の解読を得意としており、大きな資金の流れが買いと売りどちらに偏っているかを判断する能力に優れていました。

そして、その分析眼から世界恐慌の始まりとされる「暗黒の木曜日」に向けて空売りを行い、恐慌で多くの人々が破産していく中、莫大な利益を手にしました。彼の異名の一つである「ウォール街のグレートベア」はこのときの彼の売買スタイルであった空売りにちなんだものだと考えられます。

また、世界恐慌の中で巨万の富を稼ぎ出したリバモアですが、生涯4回の破産も経験しています。そして、その度にマーケットに対する新たな教訓を得て、不死鳥のごとく相場に復活し続けました。

それでは、破産と成功という極端な経験を通じて彼が作り上げた投資哲学から、株式市場で成功するために重要なポイントについて解説していきたいと思います。

投資哲学①:正しいのは常にマーケット

「好ましくない結果が生じたとすれば市場が間違ったわけではない、トレーダーが間違いを犯したからだ」(ジェシー・リバモア)

株式投資において全戦全勝は絶対にありえません。時には素晴らしいと思って購入した株や、完璧だと考えたタイミングでも含み損を抱えてしまうことがあるでしょう。

そのときに「自分の理論は合っている、マーケットはいずれ自分の思った方向に動くはずだ」などと思ってはいけません。

マーケットというものは複雑な要素が絡み合って変動しているため、1人の個人投資家の理論などたかが知れています。

間違いを犯すのは市場ではなく、常に我々投資家なのです。

そのため、自分に好ましくない方向にマーケットが動いた場合は直ちに間違いを認め、損切りを行う潔さが必要不可欠となります。

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投資哲学②:ナンピン売買の禁止

「株というものは、買い始めるのに高すぎるということはないし、売り始めるのに安すぎるということはない。しかし、最初の建玉で利益があがらないかぎりは、続けての建玉は手控えるべきだ。よく状況を見極めて待つことだ」(ジェシー・リバモア)

個人投資家がよくやりがちな失敗に、含み損の状態で下がった株を買い増すことで平均取得単価を下げる「ナンピン買い」が挙げられます。

このような行為の背景には「損失を確定させてお金を失いたくない」という気持ちと「安いと思って買った株がさらに安くなった、そろそろ上昇するだろう」という気持ちがあります。

しかし、株式相場には「価格トレンド」というものが存在するため、高い株はより高く、安い株はより安くなることが頻繁におこります。

投資の世界において常に正しいのはマーケットです。

投資資金を追加するときには、自分に有利な方向にマーケットが動いているか確認してから行うべきであり、決して含み損を抱えた状態で買い増ししてはならないのです。

投資哲学③:感情と情報が破滅をもたらす

「人間の知性の邪魔をするのはつねに、人間の情報であり情動である」(ジェシー・リバモア)

普段の生活であれば、最新の情報に精通しており感情豊かな人を素晴らしい人間だと考えることも少なくないでしょう。

しかし、マーケットにおいてはそのような人間こそ、真っ先に破滅に向かうことになってしまうのです。

その理由は、マーケットを動かすのは情報ではなく「その情報を受け取った人間の感情」だからです。

そのため、マーケットで生き残るためには人間らしい感情を殺し続け、日々の価格変動から発せられるマーケットの声に耳を傾け続けることが求められます。

かつてリバモアは、友人が好意からくれたアドバイスによって、巨額の利益を取り逃したことがあります。

そのような経験があったからこそ、たとえ親しい友人のアドバイスであったとしても情報と感情に惑わされない重要性を知っていたのでしょうね。

投資哲学④:歴史は繰り返す

「ウォール街に、あるいは株式投資・投機に新しいものは何もない。ここで過去に起こったことは、これからもいく度となく繰り返されるだろう。この繰り返しも、人間の本性が変わらないからだ」(ジェシー・リバモア)

マーケットが経済学的な正解ではなく、人間の感情によって動かされていることは上述の通りになります。

そのため、人間の感情が進化しない限り、歴史的なバブル相場と暴落は必ずやってきます。

そして、その度にマーケットは自身に従って行動する人々には巨万の富をもたらし、情報と感情に頼る人々を破産に追い込むでしょう。

金融市場に関するニュースを読んでいると、現在のマーケットは過去に例を見ない唯一のものであるような印象を与える内容がたくさん見られます。

しかし、過去の相場にもそういった内容のニュースは確かに存在し、そしてその度に歴史的な価格変動パターンが繰り返されてきたのです。

我々が利益を得るためにできる重要なことは、未来を予測しようとすることではありません。

過去のマーケットと先人達の手法をよく検証し、時の試練に耐えた手法を一貫して続けることが、繰り返されるマーケットで勝つために、最も大切な行動だと言えるでしょう。

まとめ

「伝説の投機家」リバモアの投資哲学はいかがだったでしょうか?

株式投資というと理論や経済学などを意識しがちですが、最も重要なのはマーケットに忠実になることであるというのは意外なポイントだったかも知れませんね。

私はテクニカル分析を駆使した売買戦略を基本としていますが、未だに弱気の経済ニュースを見ると、売買を躊躇してしまうこともあるので、改めて気をつけなければならないなと考えさせられました。

皆さんもぜひ、リバモアが残した投資哲学を自身の売買戦略に応用してみてください。

では、また!

<参考文献>

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