世界一の株式投資家と言われているウォーレン・バフェットの投資哲学
- 2019.08.17
- 成功者の研究

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ウォーレン・バフェットとは
ウォーレン・バフェットはアメリカの投資会社「バークシャー・ハサウェイ」のCEOであり、現在世界一と呼ばれている株式投資家でもあります。
一度購入した銘柄を売ることなく保有し続けることで大きな富を築いた彼の投資スタイルは、まさに株式投資のお手本のようだと言えるでしょう。
今回はウォーレン・バフェットの投資哲学と、彼が残した名言の中でも、個人投資家にとって特に重要そうなものについて解説していきたいと思います。
投資哲学①:株価が上がることを待つ重要性
「辛抱強さ」や「冷静さ」は、知能指数よりも重要かもしれないと、私は思っています。(ウォーレン・バフェット)
バフェットの投資手法は、企業の事業内容と財務状況を徹底的に分析するファンダメンタルズ投資です。
株価というものは、長期的に見るとその企業が持っているファンダメンタルズ的価値に収束する傾向があるため、この手法は数ある投資手法の中でも王道とも言える手法になります。
しかし、長期的にはファンダメンタルズ的価値に収束する株価も、短期的には全体相場の影響を受けて大きく値を下げることがあります。
そういった相場の時に、株価が少し下がったからといってすぐに売却を検討してはならないとバフェットは言っています。
投資において最も重要なことは、企業分析における知能の高さではなく、自分の考えを信じて辛抱強く待つことなのです。
ちなみに、株価が下がっても耐え続けることは、同時に損切りを行うことの否定でもあります。
バフェットの場合、彼の尋常でない企業分析においてこの理論は支えられているのですが、一般の個人投資家レベルでは一歩間違えると破産の危険性があります。
そのため、損切りを行う銘柄なのか、辛抱して上昇を待つべき銘柄なのかは事前にしっかり決めておき、自分の資産にあった資金管理を行うことが重要となるでしょう。
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投資哲学②:人の意見に惑わされない
市場動向や他人の意見につられて株の売買をしない。(ウォーレン・バフェット)
日々変動の激しいマーケットでは、様々な情報やそれに基づいた楽観的・悲観的な憶測が飛び交います。
そのような状況の中で投資家が信じることができるのは、自分の分析と判断のみになります。
人の意見に惑わされるようでは、バフェットのように優良企業を割安な価格の段階で見抜いて長期間保有し続けることはできないということですね。
我々もオンラインニュースやtwitter等のメディアの情報に惑わされず、自分自身で投資の関する意思決定を行っていかねばなりません!
投資哲学③:分散投資ではなく集中投資
分散投資は無知に対するヘッジだ。自分で何をやっているかわかっているものにとって、分散投資はほとんど意味がない。(ウォーレン・バフェット)
株式投資の世界でよく言われているのが「集中投資はリスクが高いので、投資先を分散してリスクを抑えよう」というものです。
しかし、ただ漠然とリスクが高いという理由だけで、大して素晴らしくもない企業も投資先に加えることは、むしろリスクを高めてしまうことにもなりかねません。
バフェットの言う「自分で何をやっているのかわかっているもの」というのは自分の投資先である企業の「財務リスク」「事業内容」「直近のマーケット動向」をしっかりと理解している投資家を指していると考えられます。
このような投資家にとってはもはや分散投資はほとんど意味はなく、選び抜かれた投資先に資本を集中させた方が、より高いリターンが期待できるでしょう。
投資哲学④:最高の投資対象が見つかるまで待ち続ける
投資の世界には見送り三振がありません。(ウォーレン・バフェット)
これまでバフェットの投資手法として「徹底的に企業分析を行う」「素晴らしい会社を長期間保有し続ける」というものを紹介してきました。
しかし、相場環境によってはそういった企業がなかなか見つからなかったり、見つかっても既に割高な株価水準まで買われてしまっていることも少なくありません。
そのようなとき、優れた投資家にできる唯一のことは、次に最高の銘柄または最高のタイミングがやってくるときまで、バッターボックスで待ち続けることです。
投資の世界には見逃し三振はありません。最高のボールが来るまで辛抱強く待ち続け、余計なボール球のような銘柄に手を出さないことが、成功のために重要なポイントになるでしょう。
・まとめ
以上がウォーレン・バフェットの投資哲学になります。
短期間ではなく、長いスパンで自身の資産を運用したい投資家にとっては、大変勉強になったのではないでしょうか?
どのような相場にあっても、競争優位性をもった素晴らしい企業にのみ投資し続けることが、投資家として成功するための王道だということですね。
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